title of the blog article - after 5 months, I said an original English phrase

渡米5ヶ月後。初めて自分の考えた英語で発話!

こんにちは!海外子女をサポートするオンライン家庭教師、なぎです。

現在はアメリカで頑張る海外子女の皆さんを支える立場ですが、以前は私自身が父親の仕事の都合でアメリカへ引っ越し、アメリカの現地校に通う海外子女でした。

「現地校生活で成長を感じたエピソード集」では、私自身が現地校生活で成長を感じたエピソードを振り返り、考察も交えてご紹介。

本記事では、渡米5ヶ月後に初めて自分の考えた英語で発話した際のエピソードをご紹介します。

私の体験談はあくまでも一例で、全ての海外子女に当てはまるわけではありません。ご参考程度にご覧ください。本シリーズをお読みいただく際の注意事項や他のエピソードはこちらからご覧ください。

小学校のリセスの時間

私は小学校5年生の1月から現地校に通い始めました。私の小学校では毎日ランチの後に、リセス(遊び時間)がありました。天気が許す限りは外遊びの時間で、ボール遊びをしたり屋外遊具で遊んだりできます。

私は渡米当初、英語はほとんどできませんでしたが、ボール遊びなど体を動かす遊びは何となく周りの動きを真似て遊ぶことができたので、周りを観察しながらついて行って、それなりに問題なく過ごせていました。

初めて自分の考えた英語で話した!

私の現地校の年度は8月始まりの5月終わり。このエピソードは渡米5ヶ月後、5年生の5月、年度末のある日の出来事です。(日本の学校なら6年生になったばかりの頃の出来事。)

この頃も、相変わらず英語が話せるわけではありませんでしたが、優しい同学年の現地の子が、私と一緒にリセスの時間を過ごしてくれるようになりました。この日もいつも通りリセスの時間になり、いつもと同じ子たちと外で遊んでいました。そのうちの一人がRちゃんでした。

その日はRちゃんがお猿さんのネックレスをしていました。かわいいなあ、と思いながら、パッと頭に浮かんだ言葉たち。

・かわいい = cute

・猿 = monkey

・ネックレス = necklace

全部知っている単語でした。

もしかして、このまま言えば伝わるかもしれない

それまで私は単語の知識があっても、自分で英語のフレーズを作ってみようと思ったことがありませんでした。既に暗記していたフレーズをそのまま言っていただけ。でも、もしかしたら自分の思いを英語で伝えられるかもしれない。

半信半疑、ドキドキしながらそのまま声に出してみることにしました。

Rちゃんのネックレスを指差して、 “cute monkey necklace!”

当時ほとんど喋らなかった自分が言葉を発したことにRちゃんは相当驚いた様子でした。ですが、同時にとても嬉しそうに “Thank you!” と満面の笑みで返事をしてくれました。

自分の英語が通じた!

会話が成立した!

その事実だけで自分も心から嬉しかった。これは今でも忘れられない大切な瞬間です。

その後、Thank youへの返事ができるほどの英語力はなく、照れ笑いという表情のみを見せて走り去ってしまったのも思い出です。(笑)

これが、それまでは暗記していたフレーズをそのまま言っていただけだった自分が「考えて発話して通じた」とはっきり覚えている初めての瞬間でした。この出来事をきっかけに、英語を発することが本当に少しずつですが、できるようになっていきました。そして、少しずつ周りの人と関わっていけるようになりました。

後日談:17年越しの返事

現在はRちゃんも私も大人になったわけですが、現在もFacebookで繋がってくれています。

お互いに大人になったある日、あの出来事から17年後のこと。

上述のエピソードを思い出して、書き留めておきたいと思い、私のFacebookの投稿で紹介しました。今の私は日本語と英語、どちらも扱えますので、この投稿は日英両方で書きました。投稿の結びにRちゃんに向けてこのようなメッセージを添えました。

“I have no idea if you remember this at all, but to me, this was an extremely special moment. So, thank you so much for making it a positive memory for me. And, I know it’s extremely late, but ‘you’re welcome.’”(このこと覚えているかわからないけど、私にとっては本当に特別な瞬間だった。こんなポジティブな思い出にしてくれてありがとう。それと、ものすごく遅いけど、「どういたしまして」。)

Rちゃんもこのエピソードを読んでくれて、私に返事をくれました。相変わらず優しいRちゃん、このエピソードに私と同じくらい喜んでくれました。

10年以上も後、ほぼ20年後になってしまいましたが、やっと、きちんと自分の言葉でどんなにその時の出来事が心に残っているのか、Rちゃんに伝えることができました共有できたことで、さらに特別な思い出になりました。

まとめ

もしこの記事を読んでいる皆さんに何か伝えてみたい、伝えられるかも?という気持ちがあるなら、その気持ちが生まれたこと自体、大きな第一歩です。もし思いつく言葉があるのなら、ぜひ、勇気を出して声に出してみてください。相手の物を褒めても、その後どうしよう…。と今は考えなくても大丈夫!まずは自分の言葉が通じた、という喜びを手に入れるチャンスを掴んでください。

挨拶や一言だけではなくて、もっとしっかりと自分の思いを伝えたいのに…。そんなもどかしい思いをしている方も、きっと思っているよりも相手には伝わっています。伝えたいという気持ちがあれば、例えばThank youなどの挨拶でもその言い方や雰囲気、表情、状況などからきっと相手も本当はもっと言いたいことがあるんだろうな、と思いを馳せてくれるでしょう。

そして、今はまだ伝えられなくてもどかしいと感じている方も、将来、伝えられる日が来るかもしれません。どれだけの時を経ても、遅すぎるなんてことはありません。もし、伝えられなかったメッセージを今なら伝えられる、そんな相手がいるならきっと伝えてみてはいかがでしょうか。もっと特別な思い出になるかもしれません。

このエピソードはあくまで私の場合であって、ほんの一例です。経験は人によって全く違いますので、私と似ていても、全く違っていても大丈夫。その上で、このエピソードがもし誰かの参考になったり、誰かを勇気づけるきっかけになったりすれば幸いです。


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