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アメリカの現地校で「わからない」を伝える大切さ。英語での伝え方も教えます!

なぎ先生のノート

カテゴリー「なぎ先生のノート」では、伝わる英語のコツ、コミュニケーションの取り方、勉強の方法など、先生から聞きたい、先生のノートの中身をお伝えします。

こんにちは!海外子女をサポートするオンライン家庭教師のなぎです。

私は今まで様々なレベルやニーズの生徒さんたちを教えてきましたが、どんな生徒さんにも必ず最初に伝えることと教えることがあります。

最初に伝えることは、いつでも質問していいということ。

そして、最初に教えることはわからない」の意思表示の仕方です。

これからアメリカ生活、特に現地校生活を始める生徒さんたちにとって、まずこの2つを理解し、実行できるようになることは、現地校生活に大いにプラスになります。

なぜ、そんなに大切なのか。

本記事ではその説明と、実際に「わからない」場合にどんな伝え方があるか、解説します。

これからアメリカの現地校に通う中学生や高校生はこの記事を読んで予習しておきましょう!

「わからない」を伝える大切さ

ここはアメリカ。待っていても何も起こらない。

アメリカでは特に中学生以上の教育について考える場合、自己管理能力を育てることが重視されています。自分のことは自分で管理する。必要な情報は自分で集める。誰かが手を差し伸べてくれるのを待っていても何も起こらなくて、自分から手を伸ばす必要があります

そのような前提ですから、「私がわかってないということ、察してくれるかも…」と黙って期待して待っていても、先生が察して根回しをしてくれることはほとんどありません。アメリカの中学校や高校で生徒が黙っている場合、「質問がない」「わかっている」「興味がない」などと捉えられることが多いです。もちろん、先生の感じ方や対応には個人差がありますが、基本的には「余計なお世話」はしないのです。

例えば、先生が空白の宿題を見たとして、「空白である」という事実しか受け止められません。
時間がなかったのかもしれないし、忘れたのかもしれないし、やる気がなかったのかもしれないし、わからなかったのかもしれない。先生の目の前にあるのは、「空白である」という事実のみ。「わからない」時は、なるべくすぐに、先生に見える形で「わからない」と伝えることが疑問解決への近道です

いつでもドアは開いている

何だか冷たい感じがするかもしれませんが、そんなこともありません。
ほとんどの先生が「わからないときはいつでも聞いてね」とドアを開けておいてくれています。

これは、本当に遠慮しなくていいんです。本当にいつでも聞いて大丈夫。
先生が察して手を伸ばすことはしないけれども、生徒が先生に助けを求めることは比較的しやすい。わからないときは生徒が声をあげるのが当然だという文化なのです。

「わからない」と示すことは、立派なコミュニケーション

「私、英語できないし、どうせ先生の説明がわからないし、意味ないよ…。」

と思うかもしれませんが、あきらめないで!
わかっていない、という意思表示をするだけでも意味があります。

先生が空白の宿題を見た時、「わかりません」の一言があるだけでも、先生からの見え方は大きく変わります。はっきりと、「わからない」と示されていれば、先生も手を差し伸べようかという気持ちになります。また、言葉にすることで「わからないけど、わかりたい気持ちがある、やる気がある」と示すことができます。 もし、先生の説明がわからなくても、「わからない」と示すことは、立派なコミュニケーションになっているのです。

「わからない」の伝え方

では、「わからない」とはっきりと伝えることが大切だとわかったところで、実際にどうやって「わからない」と伝えたら良いのか。いくつか、私が実際に生徒さんと練習しているフレーズをご紹介します。

これらのフレーズは眺めるだけじゃなくて、実際に声に出して言ってみるのがおすすめ!
声に出したことがあるフレーズは記憶に残りやすいですし、必要になったときに口が慣れているので言いやすいです。

「これ、知りません・わかりません」

I don’t know this.

知識として知らない場合に使います。

「これ、理解していません。」

I don’t understand this.

何かのやり方などがわからない、理解できていない場合に使います。

やわらかく「これ、知りません・わかりません。」

I’m not sure about this.

「よくわからないんですが…」「知っている気がするけど…知らない」というニュアンスのフレーズです。結局は「知りません」という意味ですが、はっきりと「知りません・わかりません」と言うことに抵抗がある場合は、I’m not sure を代わりに使ってみましょう。
ちなみに、知識として「知らない」場合も、「理解していない」場合も、どちらでも使えます。ある意味、万能フレーズです。I don’t knowとI don’t understand、どっちがどっちだっけ?となってしまいそうな場合は、とりあえずこの1つだけ覚えておくのもおすすめ。

もう一歩進んで!

「手伝ってくれませんか。」 Could you help me?

「手伝いが必要です。」 I need help.

わからない、に加えてはっきりと助けを求めるフレーズ。「わからない」のフレーズに言い慣れたら、はっきりと「手伝って欲しい」という言葉も添えるようにしましょう!

書き言葉で伝えるのもアリ

とっさにフレーズが思い出せなかったり、英語を発音するのが難しかったりする場合、メールや手紙、宿題のプリント上などを利用して書き言葉で伝えるのもいい方法です。

例えば、宿題のわからなかった問題を空欄のままにしておくのではなくて、「?」マークを書いて疑問があることを示したり、空欄に “I don’t understand”や “I need help”と書いたりするのも有効。具体的に、特にここがわからなかった、と問題文のわからなかった部分に下線を引いて、 I need helpと書いたら、先生も手伝いやすいですね。

まとめ

いかがでしたか。このように言葉で示すことで、「この生徒はやる気がない」などのネガティブな誤解を防ぐこともできますし、何より、授業内容の疑問の解決に一気に近づけます。

少しでも自分の状況を伝えられたら。少しでも授業内容が理解できたら。現地校での時間が少しずつ充実した時間になりそうですね。

私のノートを参考に、少しでも楽しい現地校生活が送れますように。応援しています!


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